おやゆび姫と創作話

娘2人とお布団の中で。ママがおやゆび姫の話を語り出した。
素直に聴き入る2人。

おやゆび姫が王子様と出会って幸せになるラストをまさに語ろうとしたその時、それまで静かだった次女が突然、
「なんで最初に出てきたお母さんが、そのあと全然出て来ないの?」
と言い出した。

次女が言う「お母さん」とは、冒頭に登場する。赤ちゃんが欲しいと願い、魔法使いに相談して不思議な種をもらった女性のことだ。その種の花が咲いて、おやゆび姫が誕生した。しかし、おやゆび姫はカエルにさらわれて、それ以後物語のラストまで全くおやゆび姫の「お母さん」は登場しない。次女はそれが納得できないらしい。

もっと「お母さん」を登場させて!という次女の要望に従い、私は急遽物語を作り変えた。ラスト、王子様に羽を貰ったおやゆび姫が、王子様と2人で「お母さん」の家に会いに行くシーンを付け加えたのだ。

しかし、次女は首を振って言う。「王子様はいらない」と。え~~!

結局最初から話を作り変えることとなり、カエルにさらわれたおやゆび姫を「お母さん」が取り戻しに追跡するという、世にも奇妙な物語が出来上がった。おやゆび姫は王子様と出会うことはなく、「お母さん」と再開してめでたしめでたし、となった。

この一件を思い返すに、次女はまだまだ子供だということか。素敵な異性との出会いより、お母さんと一緒にいることの方がずっと大事なのだ。

おやゆび姫がお母さんと再会を果たしたことに安心し、スヤスヤと眠りにつく次女でした。

ちなみに長女は、最初の一話目が終わる頃に眠ってしまいました、とさ。








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「トッポンチーノ」って何?

新聞で「トッポンチーノ」というものを初めて知った。

イタリア発祥で、赤ちゃん用の小さなお布団を指すらしい。形状は様々だが、私が見たものは楕円形でクッション性があり、ふかふかの気持ち良さそうなものだった。

赤ちゃんを「トッポンチーノ」ごと抱っこすると安定して抱きやすく、誰かに手渡すときも楽ちんなのだとか。いいなあ、これ。

思い出すのは長女が赤ちゃんのとき。少しの物音にも敏感に反応して大泣きする。長時間抱っこして寝かしつけたと思ったら、お布団に置いた途端「背中スイッチ」が作動して目を覚ましオギャー!!舅に手渡すと人見知りして号泣……。どれだけ大変な思いをしたことか。

あのとき、この「トッポンチーノ」があれば随分助かったのではないか。新聞記事を読みながらそんなことを思った。

赤ちゃんが生まれたときから使う「トッポンチーノ」には、赤ちゃんと母親の匂いが染み込んで、赤ちゃんの安心アイテムに変身するらしい。ベッドに置くときもお布団(トッポンチーノ)ごとなので、温度差にびっくりして目を覚ますことも少ないだろう。

自分の時には間に合わなかったけれど、わが娘(小学生)が孫を産むときにはプレゼントしてあげようかな。

……ちょっと気が早い話(笑)。


寝る前の物語④

――ねえママ、何か面白い話して?

ふかふかのお布団カバーには、黒い猫ちゃんがいっぱい描いてあるよね?
――うん。
この猫ちゃんたちは実は生きていて、みんなが寝静まった後ソロリソロリと動き出すんだよ。
――えー!私猫アレルギーなのに!
大丈夫。この猫ちゃんたちは魔法の猫ちゃんだから、猫アレルギーは問題ありません。猫ちゃんは全部で100匹。とってもとっても小さい猫です。小さいから、眠っている長女や次女のパジャマの襟ぐりから入って、袖口から出てきたり、ウエスト部分から入って、「ああ、トンネルだー」なんて言いながら、足首のところから出てきたりします(長女が「ひゃー」とくすぐったそうな声を上げる)。
――あ、私(次女)が目を覚ましました。猫捕まえた!また捕まえた!いっぱい捕まえます。
そんなに強くつかんだら猫ちゃん痛いよ。半分がお姉ちゃんのお布団に逃げていきます(「おいでおいでー」と長女)。

※それからしばらく姉妹によって猫争奪戦が繰り広げられる。基本、次女が乱暴なので、猫たちは長女のところへ行きたがる。次女が独り占めしようとする中、1匹だけ特別な猫が奪い合いの対象となる。

もう夜も遅いからお話おしまいにするよー。
――えー!(長女・次女)

すると、ママを挟んで長女と次女のところを行ったり来たりしていた猫が、ママの胸に止まった。次女は、ママのパジャマの胸に猫の絵があるのを思い出したのだ。
――ほらココ!ママのココに猫がいるんだよ。
暗闇の中、長女が目を凝らしてママのパジャマを指でなぞる。「本当だ」

2人の奪い合いの対象となった特別な猫は、ママの胸に宿って一件落着となった。
2人とも納得したようで、今日もおやすみの時間になりました。





寝る前の物語③

――ねえママ、何か面白い話して?

「寝る前の物語」
以前、次女が魔法の粉でどんどん年を取る話をした。翌日は長女が魔法の粉でどんどん年を取る話をして、その翌日はパパが逆に若返る話をした。
ママが話していると、面白がった聞き手がどんどん話に割って入ってくるので、毎回違う話になる。脱線したり、混ぜっ返されたりしながら、でも結局、「その後どうなるの、ママ?」と聞かれるので、何とか話を結末まで引っ張っていく。話はいつも、その場の思いつきだ。

この年齢が変わるシリーズを話していて面白いなあと思ったのは次のシーン。

――さて、解毒薬を飲んで20歳になりました。あれ、これ以上戻りません。あ、解毒薬の材料が一つ足りませんでした。「マヨネーズをかけたブロッコリー」(次女が決めた解毒薬の材料の一つ)を食べれば元に戻ります。あなたは食べますか?

この質問に対して、次女も長女もパパも、3人とも即座に「食べます!」と答えたのが印象深い。綺麗なお姉さんでいたいとか、若い頃の自分に戻りたいとか全然思わないんだねえ。

自分だったらどうかな?

寝る前の物語②

――ねえママ、何か面白い話して?

〇〇ちゃん(次女5才)に魔法の粉をふりかけます。すると、10分で1歳年を取っていきます。…ああ、6才、7才、8才……あっという間に中学生になりました。……高校生になりました。…さて、20歳です。■■君(親戚の大学生、次女と仲良し)のところに遊びに行きました。「■■君、遊びに来たよー」「……誰!?」。一緒に遊んでくれませんでした。仕方がないので家に帰ります。ところが、道に迷って帰りつくのが遅くなりました。

「ただいまー」「あれ、ママ、おかえりー」「違うよ、〇〇だよ」「何言ってるの、ママでしょ」。パパもお姉ちゃんも次女のことをママだと思っています。〇〇ちゃん、疲れて寝てしまいました。目が覚めるとしわくちゃのおばあちゃんになっていました。このままだと消えてなくなっちゃう!〇〇ちゃん、一生懸命パパやママ、お姉ちゃんに事情を説明しました。

大変!早くどうにかしなければ。〇〇ちゃんはおばあちゃんでもう動けないので、パパとお姉ちゃんが解毒薬を探しに冒険に出かけます。ママは動けない〇〇おばあちゃんのお守りです。

解毒薬の材料はキノコにノコノコニに、クッパの甲羅…。「それに、マヨネーズをかけたブロッコリー!」(次女談)
ああ大変、クッパがなかなか倒せません。(~パパと長女の戦闘シーンあれこれ~) ようやくクッパを倒しました。急いで次女のもとへ帰ります。間に合うか!?

急いで材料を刻んで、砕いて、混ぜ合わせて鍋でグツグツ……。解毒薬ができました!ほら〇〇ちゃん、早く飲んで!「あちちちち!」(次女演じる)
薬が効いて、よぼよぼのおばあちゃんだった〇〇ちゃんのしわがなくなり、真っ白な髪が黒くてつやつやの髪に戻りました。どんどん若くなって綺麗なお姉さんになりました。あれ、20歳で止まっちゃったよ?――ああ!ひとつ材料が足りませんでした。マヨネーズをかけたブロッコリーです!これを食べれば5才に戻れます。どうします?食べますか?食べなかったら20歳の綺麗なお姉さんのままです。

「食べます!!」

次女、マヨネーズをかけたブロッコリーを食べました。シュルシュルシュル……。背がぐっと縮んで5才の次女に戻りました。

やったあ、良かった~。

大きなため息とともに、今夜もおやすみの時間です。





寝る前の物語①

さて、5歳の次女が夜、お布団の中でこんなことを言い出した。
「あのね、なんだか眠るときにいろいろ怖いことを考えちゃって、眠れなくなるんだよ。だから、何か面白いお話して?」
すると隣りで長女が、「あ、私とおんなじだー」と賛同する。そういえば長女もよく、「怖くて眠れない」って言ってたねえ。
でも、面白い話……。う~ん…。

ちょっと考えて、思いつくままにママは話し出す。運動会が終わったばかりだったので、
――さて、先生たちの運動会です。A先生とB先生が綱引きを始めました。すると、A先生がぐるぐるB先生を回し始めました。あーっと、B先生、綱を握ったまま宙に浮いた!足が地面から離れました。それでも綱から手を離しません。ああっ!B先生手が滑った。空高く飛んでいき、消えました。B先生どんどん飛んでいきます。
――B先生どこに行ったの?
――B先生、アメリカのニューヨークまで飛んでいきました。そして地面に突き刺さり、まだまだ止まりません。ドリルのように地面を掘り始めました。そして地球を貫通し、元の幼稚園まで帰ってきました。……

長女と次女、大爆笑。

A先生とB先生は、次女が通っている幼稚園のなじみの先生だ。全くデタラメの滅茶苦茶な話だけれど、娘たちが笑ってくれればそれでいい。

こうして、翌日も、翌々日も面白い話を要求されることに……。


「いつ秋になるの?」

次女は幼稚園児。毎朝徒歩で幼稚園まで送っていくのがママの日課だ。
短い距離だけれど、次女といろんなことをお喋りする。9月のある日、この日は次女の「ねえママ、いつ秋になるの?」という言葉からお喋りがスタートした。秋が始まるのは「明日?明後日?」と急かすように尋ねる次女に、う~んと頭を捻る。暦の上でいつから秋とは言えるけれど、それでは味気ない。

そのときふと、朝からうるさいように鳴いていた蝉の声が聞こえないことに気付いた。
「ああほら、蝉の声が聞こえなくなったよね。蝉がいなくなって、お空にトンボが飛び始めたら、秋のはじまりなんだよ」
すると次女は大発見をしたように目を見開いて、「昨日!幼稚園でトンボが飛んでたよ!蝉の声も聞こえない。もう秋が始まったんだね!」と大喜びだ。

「もしかして、虫が変わるの?」「夏は蝉、秋はトンボ、冬は?春は?」と次女の質問は続き、それからイチョウの黄葉や落葉、秋は銀杏が通園路に落ちて臭いことなど、季節の移り変わりを何で感じるかの話で盛り上がった。
通園中の何気ない会話を通して、きっと次女はいろんなことを学んでいるんだろうな。
子供達が大きくなったら、今日のような何気ない子供との会話を思い出して、懐かしく思ったりするんだろうな。




パパのメガネ

夏休み中の出来事。
家族4人で海へ行った。久しぶりに海に行くことになってはたと気付いたのは、パパもママも近眼でメガネだということ。コンタクトをわざわざ買うのもなんだし、夫婦そろってメガネで海に入ることに。
パパは以前川でメガネを落としてなくしたことがある。もうなくさないでね~と言っていたのに、次女の浮き輪を引っ張りながら歩いていたパパが転んで、あわれメガネは海中へ……。
あー!!というパパの叫び声で家族は大騒ぎ。ゴーグルや透明容器の虫かご(水面につけると海中がよく見える)を使って大捜索が始まった。そんな中、長女は「たいへんだ~♪ たいへんだ~♪ パパがメガネ~おとし~た~♪」となぜか歌っていて、パパは内心「何を歌ってるんだ!?」と思っていたらしい。ママももちろん同じことを思っていた。
最終的に水中メガネを使って何とか見つけ出し、一同ほっと胸をなでおろしました。

大変なトラブルがあったけど、海は楽しかったね!

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