お絵描きで対戦

夕飯後、お風呂も済んで家族でくつろいでいると、リビングのテーブルでたま姉妹がせっせとお絵描きを始めている様子。
白い紙をたくさん持ってきて、2人で何枚も何枚も絵を描いている。
パパとママは隣の部屋にいたから、姉妹が何をしているのかは見えないが、何やら楽しげな声が聞こえてくる。
―いくよ!
―くらえ、ひっさつざわ!(次女は「必殺技!」と言いたいが上手く発音できない)
―ねこじゃらしビーム!
「ねこじゃらしビーム…!?」パパとママが同時に声を出して隣の部屋を見に行く。すると、2人で各々キャラクターを描いて、その用紙を立てて対戦させて遊んでいる。お姉ちゃんは目つきの怖い怪獣を描き、妹は何やら可愛い猫のような絵だ。お姉ちゃんは怪獣だけでなく、何やら戦闘で使えそうなアイテムまであれこれ描いている。
うちの姉妹は6歳と4歳。年の差ゆえに同じレベルで遊べないことがあるが、これなら2人とも楽しめる。斬新な遊びを思いついたね!
自由度が高い遊びで本当に楽しそうだった。

それにしても、次女の「ねこじゃらしビーム」には笑ったなあ。くすぐったいのは我慢できないから、結構強い攻撃かも(笑)。


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スッキリするんだよ(1年生)

 長女は小学校1年生。次女は幼稚園児。姉妹でケンカになると、お姉ちゃんが次女に譲ることが多い。
「お姉ちゃんはいつも優しいね~」とパパ。するとそれに対して長女がこんなことを言った。
「私、学校でもみんなに優しくしてるよ。妹にだけじゃないよ」
「そうなの?」
「優しくすると、気持ちがスッキリするんだよ」
――へええ。いいこと言うなあ。
「じゃあ意地悪すると?」
「全然スッキリしないよ」
なるほど。
先生や親に言われたから人に優しくするのではなく、人に優しくすると気持ちがいいから、優しくする。長女が言っているのはそういうことだ。
なんだか、親の私が目を開かれた気分だ。


バルーンアートショー

幼稚園のイベントでバルーンアートショーがあった。様々な色の風船を膨らませて組合わせ、キリンや犬を作ったり、アニメのキャラクターを作ったりするもので、もちろん園児達は大喜びだ。
お帰りの時間になって、それぞれ園児たちは貰った風船を手にご機嫌で帰宅……というわけにはいかなかった。
あちこちでバン!バーン!という破裂音が響き、それに続いて園児たちの「わ~ん!!」「あ~~!!」という絶叫が響き渡る。例によってうちの次女も組み合わせた風船の一つが割れ、大ショック!息を吸い込んで泣こうとした途端、隣りの男の子の風船の一番大きなパーツが割れ、「ああーー!!(絶叫)」と男の子。
次女はその子の大声にびっくりしてピタリと涙が止まった。男の子は「もう一度貰ってくる!」と言って幼稚園に逆戻り。それをその子のお母さんが走って追う。でも貰えるかなあ?
「ママが風船を買って、作ってあげるから、帰ろう、ね?」
我に返って再び泣きそうになっている次女を促し、何とか帰途についた。
帰宅後、100均で風船を購入し、何とか次女の風船を修復したママ。ふう…。元通りになった風船を手にご機嫌の次女だった。
きっと今日は、たくさんのママ達が同じ苦労をしたんだろうな。


「わがまま言ってごめんなさい」

最近、4歳の次女のわがままがひどい。
曰く、「私より先に着替えたらダメ!」「私より先にお風呂に入ったらダメ!」「このおもちゃは私のもの!」……。
長女を虐げてやりたい放題だ。一方、長女の方は妹に譲ることが多く、妹の理不尽な言葉も受け入れてしまう。
パパもママもこの一方的な姉妹喧嘩には以前から気付いていて、どうにか是正できないものかと試行錯誤していたのだが、どうやらもう、穏便にはすまされないところまで来ているらしい。
ついにママは怒った!
「ワガママばっかり言ったらダメ!お姉ちゃんが先にしても怒らない!お姉ちゃんの気持ちも考えてあげなさい!」
同じことはこれまでもずっと、何度も次女に言い聞かせてきたのだが、全然効果がなかった。
珍しく強い口調で叱られてびっくりしたのか、次女はわんわん泣き出した。そんなことが連日続いたある日。叱られた次女が、しばらくしてママのところに戻ってきて言った。
「わがまま言って、ごめんなさい」
――ああ、その言葉を待っていたのだ。
抱きしめて、よしよししたその日から、次女のわがままは少しずつ落ち着き始めた。
基本、私は子供を叱るのが苦手だ。どうしても叱らなければならないときは、内心大きな苦痛を感じる。
でも、やはり、時には強く叱ることも必要なのだと学ばされた出来事でした。


「早く3年生になりたい」

次女を幼稚園に迎えに行き、2人で歩いて帰っていたところ、「私、早く1年生になりたいよ」と次女。
この間まで長女も幼稚園児で、一緒に送り迎えしていたから寂しいのかな?
「(次女が)1年生になったら、お姉ちゃんと一緒に歩いて小学校に行けるねえ。そのときは、お姉ちゃんは3年生だよ」
ママがそう言うと、
「じゃあ早く3年生になりたいよ!」と次女。ん…!?君は今、年中さんだよ。もしかしてそれは、お姉ちゃんと同じ学年、同じクラスになりたいという意味か?
「お姉ちゃんがいないと、寂しくて仕方がないんだよ~」
あらら……。
次女はお姉ちゃんが大好き!毎日姉の帰りをまだかまだかと待ちうけている。一緒に遊びたくて仕方がないのだ。
2人が同じクラスになることはないけれど、2年後、仲良く登校班で歩いて行く2人を想像して、微笑ましくなった。

「かたつむりの花」

――ねえねえ、「かたつむりの花」が今日咲いてたんだよ。
夕方、小学校から帰ってきた長女と宿題を確認していたら、4歳の次女がそう話しかけてきた。
――かたつむりの花?
さっぱり分からなかったママに対して、長女は「ああ、アジサイの花ね」と当たり前のように答えて宿題をやっている。なるほど、紫陽花か。よく紫陽花の葉っぱにかたつむりがついている絵が描かれているよね。だから次女はその花を「かたつむりの花」と呼んだのだ。梅雨の時期だったので、幼稚園でかたつむりの歌を歌っている。それもあってそう呼んだのだろう。子供って面白い感性だなあ。

こんな風に4歳の次女独特の言葉が時々飛び出してきて、その時はママよりも長女の方がパッと言葉を理解する。普段一緒によく遊んでいて、おままごとや劇のようなこともやるし、姉妹で年も近いから次女の感性が伝わりやすいのだろうか。2人とも子供ならではの感性を持っていて、時々ちょっと羨ましくなる。
彼女たちの目で世界を見ると、一体どんな風に映るのだろうか?


ダンゴ虫で寄り道

長女は小学校1年生。下校時間は3時前後が多い。次女の幼稚園のお迎えが遅くなると長女が先に帰宅してしまう可能性があるので、ママはなるべく長女が留守宅に帰宅しないよう気を配っている。

さて、次女を連れて3時に帰宅し、「そろそろお姉ちゃんっ返ってくるよ~」と言いながら次女を着替えさせたりあれこれしていると、あっという間に3時20分になっていた。あれ?今日は3時くらいに帰るんじゃなかったっけ?3時10分くらいには帰宅するはずだよね。心配になって時間割を確認しようとしたところ、子供部屋で次女が「あれ~!お姉ちゃんがいるよ、ママ!!」と騒ぎ出した。ああ、帰ってきたのかと思って子供部屋の窓を開けると、なんと、近所の男の子と一緒に座って、地面を指で掘ったりしている。……ん!?もしかして、ずっとそこにいたのか!?背には赤いランドセル。頭には黄色い帽子。手のひらにはダンゴ虫……。こら~!

どうやら長女は随分長いこと近所の男の子と座って、熱心にダンゴ虫で遊んでいたらしい。ママは帰りが遅いと心配していたのに、実は家のすぐそばで遊んでいたのだ。

帰宅後、パパとママで今後は寄り道をしないでまっすぐ帰るようにと説教した。長女は悪いことをしている自覚はなかったようだ。
近所の子と遊びたいときは、一度帰ってランドセルを置いて、ママの目の届くところで遊んでほしいな。
あ、その前に宿題もしてほしいけどね(苦笑)。

ゴールデンウィーク明け

ゴールデンウィーク明け。
ずっと学校と幼稚園が休みだったせいか、娘たち2人とも学校と幼稚園に行きたくて仕方がない様子。
上の子は小学校に入学して起床時間が一時間早くなった。連休中は早寝早起きが全然できていなかったから大丈夫かと心配していたが、意外とすんなり起きて、登校班の集合時間に間に合うように家を出ていく。

下の子は年少さんのとき、よく「幼稚園に行きたくない」と言ってママを困らせていた。しかし、久しぶりの幼稚園が余程嬉しいのか、出発予定時刻の10分も15分も早く支度を終えてカバンを背負い、玄関で靴を履いて親を待つ。仕方がないので「アンパンマン」の録画をつけて、「こっちに来て見たら?」と言ったら、「ここからでも見える」と言って、玄関でゴロゴロしながら遠くのテレビを眺めていた。そんなに幼稚園に行きたいのか。苦笑するしかない。

小雨の中、幼稚園のお迎えに行ったら、「今日は雨だけど、いい日だね」と次女。ピンクの傘を差してご機嫌だ。
ずっとお休みだったから、幼稚園や学校に行けることがどんなに嬉しいことか、彼女たちなりに実感したのかな。

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Author:たまさんママ
2人の娘・夫と4人暮らしです。

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