寝る前の物語①

さて、5歳の次女が夜、お布団の中でこんなことを言い出した。
「あのね、なんだか眠るときにいろいろ怖いことを考えちゃって、眠れなくなるんだよ。だから、何か面白いお話して?」
すると隣りで長女が、「あ、私とおんなじだー」と賛同する。そういえば長女もよく、「怖くて眠れない」って言ってたねえ。
でも、面白い話……。う~ん…。

ちょっと考えて、思いつくままにママは話し出す。運動会が終わったばかりだったので、
――さて、先生たちの運動会です。A先生とB先生が綱引きを始めました。すると、A先生がぐるぐるB先生を回し始めました。あーっと、B先生、綱を握ったまま宙に浮いた!足が地面から離れました。それでも綱から手を離しません。ああっ!B先生手が滑った。空高く飛んでいき、消えました。B先生どんどん飛んでいきます。
――B先生どこに行ったの?
――B先生、アメリカのニューヨークまで飛んでいきました。そして地面に突き刺さり、まだまだ止まりません。ドリルのように地面を掘り始めました。そして地球を貫通し、元の幼稚園まで帰ってきました。……

長女と次女、大爆笑。

A先生とB先生は、次女が通っている幼稚園のなじみの先生だ。全くデタラメの滅茶苦茶な話だけれど、娘たちが笑ってくれればそれでいい。

こうして、翌日も、翌々日も面白い話を要求されることに……。


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「いつ秋になるの?」

次女は幼稚園児。毎朝徒歩で幼稚園まで送っていくのがママの日課だ。
短い距離だけれど、次女といろんなことをお喋りする。9月のある日、この日は次女の「ねえママ、いつ秋になるの?」という言葉からお喋りがスタートした。秋が始まるのは「明日?明後日?」と急かすように尋ねる次女に、う~んと頭を捻る。暦の上でいつから秋とは言えるけれど、それでは味気ない。

そのときふと、朝からうるさいように鳴いていた蝉の声が聞こえないことに気付いた。
「ああほら、蝉の声が聞こえなくなったよね。蝉がいなくなって、お空にトンボが飛び始めたら、秋のはじまりなんだよ」
すると次女は大発見をしたように目を見開いて、「昨日!幼稚園でトンボが飛んでたよ!蝉の声も聞こえない。もう秋が始まったんだね!」と大喜びだ。

「もしかして、虫が変わるの?」「夏は蝉、秋はトンボ、冬は?春は?」と次女の質問は続き、それからイチョウの黄葉や落葉、秋は銀杏が通園路に落ちて臭いことなど、季節の移り変わりを何で感じるかの話で盛り上がった。
通園中の何気ない会話を通して、きっと次女はいろんなことを学んでいるんだろうな。
子供達が大きくなったら、今日のような何気ない子供との会話を思い出して、懐かしく思ったりするんだろうな。




パパのメガネ

夏休み中の出来事。
家族4人で海へ行った。久しぶりに海に行くことになってはたと気付いたのは、パパもママも近眼でメガネだということ。コンタクトをわざわざ買うのもなんだし、夫婦そろってメガネで海に入ることに。
パパは以前川でメガネを落としてなくしたことがある。もうなくさないでね~と言っていたのに、次女の浮き輪を引っ張りながら歩いていたパパが転んで、あわれメガネは海中へ……。
あー!!というパパの叫び声で家族は大騒ぎ。ゴーグルや透明容器の虫かご(水面につけると海中がよく見える)を使って大捜索が始まった。そんな中、長女は「たいへんだ~♪ たいへんだ~♪ パパがメガネ~おとし~た~♪」となぜか歌っていて、パパは内心「何を歌ってるんだ!?」と思っていたらしい。ママももちろん同じことを思っていた。
最終的に水中メガネを使って何とか見つけ出し、一同ほっと胸をなでおろしました。

大変なトラブルがあったけど、海は楽しかったね!

幼稚園児のお祈り

いつものように次女を幼稚園に送っていると、心なしか次女の口数が少なく、元気がないように思えた。そこで、
「〇〇ちゃん(次女)が、今日幼稚園で楽しく過ごせますように」
両手を組んで、歩きながらお祈りするママ。それを見た次女がママを真似て言うには、
「ママが元気になりますように」(おや、ありがとう。優しいね)
「お姉ちゃんがケーキ屋さんになれますように」
「私がアイドルになれますように」
ふむふむ。……あれ、パパは?
「パパが痩せますように」
あはは、なるほどー。パパ、ダイエット中だもんね。
「じいちゃんばあちゃんがもっと生きてくれますように」
そうだね。よく一緒に遊んでくれるから長生きしてほしいよね。
「じいじが料理、上手になりますように」
???じいじは料理上手だけどな。じいじは料理するのが好きだから、もっといろいろ作れるようになったら本人も嬉しいだろうと思っているのかな。
「ばあばが、たくさんぬいぐるみを作ってくれますように…」
何だそれは~(笑)!もはやそれは次女自身のお願い事ではないか。
次女もそれに気付いたのか、お祈りした後ちょっと照れくさそうに笑っていた。

幼稚園の送迎の、ちょっとした母娘の会話です。



買い物が下手

先日長女の靴が必要になって、「適当に買っていい」と言われたので本当に適当に買っってきたママ。
ところがその靴を履いて学校に行ったら、「男の子みたい」とからかわれたらしく、不満げな顔で帰ってきた。
これまで長女は黒や水色など、クールな色の靴を好んできた。本人が好きな色は青。じゃあ青でいいかと簡単に選んだママだけれど、「水色」と「青色」では決定的に違うらしい。「青=男の子の色」なのだそうだ。

「私は服にこだわらないって言ったけど、それとコレとは違うんだよ。学校でからかわれるのが嫌なんだよ」

いや、ホント、申し訳ない…。
当初、青い靴を見た長女は喜んでいた。だから、青い靴が嫌いなわけではない。
長女は次女と違ってファッションや自分の見た目をほとんど気にしないので、考えなしに選んでしまって悪かった。
小学生っていろいろ難しいんだなあ。
今度からなるべく本人と一緒に選ぼうと思います。



「神様、雨を降らせて下さい!」

幼稚園に通う次女は、時々「園に行きたくない病」にかかる。
この日も「ママと一緒に家にいたい」と言い出し、う~ん……と考え込むママ。特に体調が悪いわけでもなし、進級して間もないので新しい先生やクラスメイトに緊張してるのかな。
外を見ると天気は曇り。いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。
「ねえ、今日は雨が降るよ。傘差して長靴履いて、水溜りでパシャパシャ遊べるよ。楽しいよ~♪」
と努めて明るく言ってみた。すると急に気分を変えて「行く!」と次女。

意気揚々と家を出発したのはいいものの、なかなか雨が降り出さない。
「雨、降らないじゃないか!」と怒って立ち止まる次女を宥めすかすも、もう5分もすれば園に到着してしまう。
「帰りじゃなくて、今降ってほしいの!今じゃなきゃ嫌なんだよ!」
わがままだなあ。駄目元でママは言ってみた。――じゃあ神様にお願いしてみたら?
「神様、どうか雨を降らせて下さい。今すぐに降ってほしいんです」
すると1分後、パラパラと雨が降り出し、すぐに話し声が聞こえないほどのどしゃ降りに変わった。えええ~?
傘の上で跳ねる激しい雨音に娘は大喜び。キャーキャー歓声を上げながら幼稚園に駆けこむ。
突然の雨に他の保護者や園児たちは大慌てだったが、私と娘だけは驚きと興奮でご機嫌だった。
ニコニコ嬉しそうな娘を見て、担任の先生はきょとんとした顔をしていたね。

野いちご

いつも徒歩で娘を幼稚園に連れて行くのだが、5月の連休前に野いちごを見つけた。歩道横に茂った樹木に絡まるようにして、緑の硬い実が育っている。田舎育ちの私はすぐ気付いて、毎日登園しながら色づくのを楽しみにしていた。

連休後、久しぶりに登園すると、通園途中の道が綺麗に草刈りされていて、木まで剪定されている。タンポポがたくさん生えているスペースもあったのだが、茶色い地面が見えるほどきれいに草取りしてあって、たんぽぽは全部消えてしまっていた。ショックを受ける娘をなだめつつ、この調子だと野いちごもなくなっているかなあ、と心配する。

ところが、木々はきっちり剪定されていたものの、野いちごだけは無事で、しかも赤く色づいていた。剪定した人も、野いちごだけは見逃してくれたのかな。娘と2人で大喜びだ。
「持って帰ってお姉ちゃんにもあげるんだ」
次女はそう言って、2つの野いちごを大切に優しく手に握った。ポケットに入れると潰れてしまうかもしれないから。

これから暑くなって徒歩での通園が大変になるけど、歩きながらいろんな楽しみが発見できるといいね。

芋づる式に

前回、長女(7才)がちょうちょ結びをできるようになった記事を書いたので、今回はその続きです。

長女が帰宅後、その足元を見た次女(5才)が、「もしかして、ちょうちょ結びできないの、私だけなの!?」と騒ぎ出しました。え~っと、そうねえ…。負けず嫌いの次女の気持ちを慮ってママが言いよどんでいると、次女がリビングに駆けこんで叫んだ。
「あれ取って!あれ!」
ああ、あれね。「あれ」とは、ママが半年前にちょうちょ結びの練習用に作ったもの。ダンボールに色違いの太いひもをいくつか通したものだ。次女にそれを手渡すと、「こうしてどうするの?」「分からない、教えて!」などと言いながら、これまたあっという間に覚えてしまった。その間、10分ほどだろうか。長女の時と同じで、ものすごい集中力だった。
こうして、長女がちょうちょ結びを覚えた数日後、次女も芋づる式にちょうちょ結びを覚えました。
負けず嫌い、あっぱれ!

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たまさんママ

Author:たまさんママ
2人の娘・夫と4人暮らしです。

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